電子辞書AC900はメモマシンになるか

出張時にノートパソコンではなく電子辞書を持参。事例発表会で、発表を聞きながら電子辞書のテキストエディタ機能でメモがとれるか、遊んでみた。


このSharp Brain PW-AC900には標準でテキストメモfor Brainというアプリケーションがついてくる。


とても単純なテキストエディタだが、予測変換も使える。
出張中に入力した文字数約4500文字だった。
もちろん普段のノートパソコンから比べると、打ちにくい。文字以外のキーの位置がパソコンと全然違うので、慣れるまでストレスが。

だけど、この程度なら、全く実用にならない、というわけではなさそうだ。



ところで、メモ専用と言えば、キングジムポメラが気になるところ。
スペックを拾ってみると
 キーピッチ約17mm
 本体メモリ 8,000文字入力したテキストファイルを6ファイルまで保存可能。
 LCDパネル 4インチTFTモノクロLCDVGA(640×480ドット)
 電源 単4アルカリ乾電池×2電池寿命 約20時間
 寸法(mm) 約 W145×D100×H30(折りたたみ時)
 約 W250×D100(使用時)
 質量 約370g(乾電池別)
これをみると、AC900と比べて魅力的なのは、立ち上がりの早さとキーピッチくらいか。


逆にAC900で、もうすこしキーの打鍵感触や、編集用キーの配置を工夫すると、さらに実用的になるだろう。
立った状態で、2本の親指でもなんとか入力できるというこの電子辞書の大きさは絶妙だ。上着のポケットにも入るし。