左右対称

ACTを発表してからもう2年。
その間、実は(当然といえば当然ですが)、HPの総合解説でまとめた打ち方から結構改変しているのです。
 そこでは、ローマ字打鍵というかローマ字つづりとの互換性を維持することが大きなウェイトを占めていました。
 しかし実際使っていると、たとえば拗音などは[Y]を使う打ち方は実際にはほとんど使わずACTの打ち方で足りてしまうのです。そこで2ストロークめの[Y]はuiという二重母音用に使った方がメリットが出てきます。
 ACTでは全体的に「打ちやすい」という感覚が味わえるだけに、や行(y)、ぱ行(p)、つまりYやPといった左手キーが第1ストロークになると、極端に打ちにくく感じてしまいます。
何とか改善したいなと思いつつ、怠慢こいて中途半端にしか手を加えていませんでした。
 同様な問題点を感じている人もおられるようで、たとえば、みかさんはACTからACT配列M1版を作り、その後全面的に見直してJLOD配列を公表されています。

で、今日のタイトル「左右対称」ですが、これまでや行(y)、ぱ行(p)は互換キーということで母音キーだけを右手の左右対称位置に割り当てていました。
今日は思い切って、他の省略打ちも、左右対称位置に定義してみました。
たとえば、「ゆう」は「yg」、「ぴょう」は「p'」等というふうに。

 人間の指の感覚というのか、脳からの司令というのか、左右対称位置は感覚的にほとんど違和感がないものですね。自分でも不思議なくらい、この新しいキーの割付けで自然に打ててしまいます。

 ローマ字つづりとの互換性をばっさり落したタイプのACTについてもそろそろまとめておこうかな、と思い始めました。そのときにMindManager6でも使ってみようかな‥‥‥