政府のエコポイントにつられて、まだしっかり機能しているブラウン管テレビをリサイクルに出し、Toshba REGZA 37Z8000

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を購入しました。購入元はYAMADA Webです。

配送曜日と我が家の予定の関係で、発注してから配送日まで3週間近く空いてしまいました。
その間、アンテナや周辺機器の準備に追われました。

地デジアンテナは既存のUHFが使えるか微妙でした。というのもブースターはもう20年以上前のものです。
交換といっても、2階の屋根上のアンテナ工事となると費用の問題がでてきます。

幸いこれまで向けていた送信アンテナとは別に、10kmほどの丘の上に100W地デジ局ができたので、ベランダ取り付けで新たに地デジアンテナをつけることにしました。ベランダというか、窓のフェンスは南面にしかありません。周辺の家を見ると屋根に北に向けています。
地図で方角を調べると、どうみても北ではなく北東方向です。ということで、YAGIのツインパネル型のもの
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を自分で取り付けることに。

それから、同じベランダに取り付けてあったスカパーのアンテナをBS/CS100のものに交換。これと地デジアンテナを混合器
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で1つにまとめれば、既存のスカパーで使っていた同軸ケーブルがそのまま使えます。もちろんその先には分波器を置きます。

37Z8000は録画用のハードディスクを外付けできます。それも事前に500MBのものを準備しました。外付けの方が、故障などにも柔軟に対応できるかと考えました。
インターネット接続もできるので、試してみたくなり、隣の部屋のルータから15mほどのスーパーフラットLANケーブルでつなぎました。フラットケーブルだと、部屋のドアのところも難なく通過し、さらに、強粘着の両面テープで半固定ができるようです。(10年以上前に買った車用の両面粘着テープをケーブルの幅の長さで切って、25〜30cm間隔で張りました。このとき、LANケーブルとの粘着力が弱かったので、ケーブルに軽く絶縁ビニルテープを巻いてから粘着テープを貼りました。壁面への貼り付け場所はクロスは避けて、巾木などの木材部に張りました)。この方法ステープルを使うより良いかも。

最後の悩みは、BSアンテナの向きをどうやって調整するかです。スカパーの時は、2台目の小さなテレビとチューナーを近くに持ってきて、それを見ながら調整できました。今度はテレビは大型で1階に設置します。一人で作業することになるので、階段の上り下りを考えると現実的ではありません。

そこで登場したのが、パソコンのメッセンジャーを使う方法です。幸いウチはノートパソコンが2台以上あり、無線LANです。テレビの画面をWebカメラで映し、アンテナ近くのノートパソコンで、その映像をメッセンジャーを使って見るという方法をとりました。

で、準備が終わって数日して指定日にテレビが届きました。
果たして、初期設定で、地デジアンテナの方は、目分量で向けた方向でばっちり受信できました。(43dB)
BSアンテナは、前述のメッセンジャーに映し出されたテレビ画面を見ながら(ノートパソコンをベランダに置いて)、こちらも10分程度でベストポイントを見つけることができました。

REGZAそのもののお話は、他の人たちや口コミサイトにたくさんあるので省略。
ひとつだけ、インターネット接続で、家族でみているブログをテレビに映そうとしたら、アクセスして表示するまでの動作は遅いし、しばらく待って、メモリ不足で表示できないというエラー。取説では冷たく、そのようなページは表示できないのひとこと。YouTubeはまだ試していませんが、考えてみると再生用のソフトがアドインされていないとだめだし、そんなブラウザをREGZAが使っているふうでもないのでたぶんだめでしょう。

インターネットの利用については、アクトビラなどを使う用途に限定して考えた方が良さそうです。

当初、夢はふくらんで、これからはYouTubeもテレビで見る時代になる、と先取りした思いがあったのですが、それはまだ先のようですね。

いまのところテレビとしての基本は充分満足しています。