先に書いた、地デジのこと。

当初YAGIのUwPA(ウーパ)で充分受像できていたのに、昨日、久しぶりの晴天の朝、デジタル特有のノイズ。しかも特定のチャンネル。
アンテナレベルを見てみると、かなり変動しています。
これではこの先視聴に堪えません。妻もブーイング

仕方がないので、急遽、いわゆる八木アンテナ(マスプロ U21YMH)を家電量販店で購入し、取り付けてみました。
ところが、ウーパの向きと同じ方向に向けても、アンテナレベルはほとんど改善していません。ショック!
そこで、送信塔の方向からかなり外れる方向に向けてみたら、アンテナレベルと、その変動もかなり改善されました。
しかしチャンネル間でレベルがかなり異なります。あちらの局を立てれば、こちらがたたず、という感じです。

これはたぶん、電波の干渉のせいではないかと、勝手に解釈しています。
私の地域は、数キロ離れた山の上に100Wの送信塔があるのですが、一方で都市部の送信塔からの電波も届く地域です。しかも2つの送信塔から送信さている電波は、互いに同じチャンネルで、水平偏波垂直偏波の違いだけです。
このため、ウーパの場合は、背面方向からの電波による干渉の影響が出てしまったものと考えています。
電波の干渉と考えると、天候によって変化する、チャンネルによってレベルが異なる、受信中のアンテナレベルの変動がかなり大きい、ということも何となく説明がつきそうです。
さらに、八木アンテナにすることで、指向性がよくなり、ゲインも稼げ、それ以上に背面からの電波による干渉がうまく避けられた、という実感も納得がいく気がしています。

はじめから八木アンテナにしておけば良かったのでしょうが、まあ、良い勉強になったということにしておきましょう。