Touch31久々に更新

拙作のタッチタイプレーニングソフトを久しぶりに更新した。
今でこそ、Flashを使うなどしてWeb上で練習できるのは珍しくないが、開発当初はWeb上でトレーニングできるものとしては比較的草分け的なものだったと思っている。

今回は、練習結果の表示を一新した。スピードやミス率だけでは物足りない、というか、学習者に示すフィードバックとしてはやや不親切、と感じていた。その部分を「顔グラフ」にしてみた。

類似の考え方で、練習中に顔が変化するものは、アメリカのサイトにあったが、単に数種類のイラストを切り替えているようである。そうではなくパラメータに基づいて、その場で計算処理を行なって適切な評価に対応する表情の顔を生成したかった。

そこでチャーノフの顔グラフ。

本来は多変量のパラメータの関わりを分類するために用いる方法のようだが、ここではタッチタイプの練習結果のパラメータとして得られる、スピード、ミス率、安定度などの数値を組合せて顔を書くパラメータとして使用することにした。

Touch31のポリシーとして、初心者にあまり速く打つプレッシャーを与えず、滑らかな打鍵に導きたい、というのがある。
そこで、スピードをだすより、安定してミスが少ない打鍵の場合にニコニコ顔になるようにしてみた。

ゆっくりでも、一点テンポでミスがすくないとマンガチックでニコニコ顔になるようにした。

実物はこちら
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002116/touch31/

ベクターのライブラリーの更新は後日ということで‥‥‥